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花火と言えば、やはり夏の風物詩の一つですね。

週末田舎暮し拠点でも、毎年８月になると、夏祭りが行われます。夏祭りは定番の盆踊りのほか、地元が守ってきている御囃子なども披露される中、最大の目玉として花火大会も開催されています。

花火大会！とは言っても、ここは田舎。

夏祭り会場で警備にあたっていた地元の知り合いは、「花火大会と言っても規模ちっちぇーよ。タバコを吸う時火をつけようと下を向いたら終わっちまうくらいよ」などと冗談を言っていましたが、どうしてどうして、なかなか迫力ものです。

その花火、なんと我が拙宅の窓から目の前で見ることができる。
家が少し高台になっている関係で、花火を遮（さえぎ）るものは何も無く、本当に目の前です。

暮らし始めた当初は、夏祭りの存在すら知らず、突然花火が上がり始めてビックリしました。
目の前で次々と上がっていく花火を窓越しに見るのは、何とも贅沢な時間。

そうした花火大会の存在を知った翌年からは、できるだけ知人・友人をお招きするように声をかけてきました。自分だけしか見ないなんて、勿体無いですもの。

ところで、ここ週末田舎暮し拠点は、私が過ごすようになってからほどなく、平成の大合併で合併された地域。今は「市」になってしまいましたが、それまでは「村」でした。

ところが「市」になると、それまで「村」で細々と守ってきたこうした花火大会に予算を投じることが出来なくなってしまったためか、今年からは花火大会のために協賛金を募るようになりました。

場合によっては昨年で花火大会は終了させようか、という話も出ていたらしく、合併したことで、こうしたささやかな行事までも存続が危うくなっているのが田舎の現状なのかもしれません。

夏祭りや花火大会存続を、心から願う田舎人としては、もちろん協賛金の拠出は惜しみません。
今年の開催は８月２３日。

　

　

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