田舎暮らしはしたいけど、都会生活も捨てがたい。それなら週末だけの田舎暮しだ!ということで、ただ今「週末田舎暮し」「二地域居住」を実践中。畑と田んぼを借り、お米や野菜を自分で作って自分で食べる"自産自消"も行っています。
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京都のお寺と田んぼ。
この二つに、何の関係もありません。 でも田んぼを見ると、京都での、ある出来事を思い出します。 以前、旧科学技術庁(現・文部科学省)関係の仕事をしていた時期があります。 その頃、夏になるとアメリカの大学から学生たちを各研究機関に研修生として受け入れるという事業があり、私はその様子をカメラで撮影し、記録に残すという仕事に携わっていました。 その間京都観光の行事も組まれており、私も一緒に同行して京都まで出向きました。 日本は初めてという学生がほとんど。 で、京都市内からちょっと離れた、とあるお寺を見学した時のこと。見学はバスでの移動なので、行きはバスからお寺の入り口まで直行。帰りはバスの都合か、お寺からバスまで少し歩くことになりました。 そのお寺は日本人から見ても、ちょっと「通」過ぎるくらい簡素なお寺だったこともあり、学生たちの反応はイマイチ。よく言えば大人しく見学。 本音は退屈~といった雰囲気でした。 その退屈そうだった学生たち。寺から出てバスまでの歩く道々、急に興奮し、「ビューティフル!」「ワンダフル!」となぜか皆で写真を撮りまくる。 写真を撮っている先を見ても建物無いし、当初は何に興奮しているのかさっぱり判らず。 通訳の人に聞いてみると、どうやら田んぼに興奮しているらしい。 季節はちょうど夏まっさかり。確かに田んぼは鮮やかな緑一色で綺麗ですが、でもねー君たち、さっき見学したお寺は、日本の国宝級の建物なんだよー。 その国宝級を見学している時の様子とは異なる、この興奮度はなんなんでしょう(^^;) アメリカの学生にとって、京都の国宝級のお寺より、田んぼに価値を見出したような様子が面白くて、夏になって、青々とした田んぼを見ると、時々思い出されてきます。 PR |
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農作業
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平日は東京で過ごし、週末になると田舎で農作業しています。都会と田舎との二重生活、健康的な自分流ライフスタイルを追求しています。
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