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濃縮還元ジュース。何だか濃くて美味しそうに思えますね。

特に暑い夏は、冷たいドリンクを飲む機会も多いですし、よく見かける単語だと思います。

この濃縮還元、ふとしたことから作り方を知って驚きました。

どうやって作るかというと、一度搾り取った果汁を何らかの方法で水分を飛ばし、再び水分を加える。

え？

絞られたジュースを飲むのではなく、絞られた残りを飲んでいることになるの？

それまでの濃縮還元のイメージは、文字通り「フルーツをふんだんに使い、濃縮された状態でできあがったもの。例えば果汁が１０％程度のジュースより、だんぜん果汁の量が多い１００％濃縮還元」といった感じ。

ですから一度水分を飛ばした物に、あとから水分を加えたものが濃縮還元と知ってからは、180度見方が変わりました。

では、なぜこんな工程を経るのかといえば、運搬の際に物資の総容積を減らし、輸送コストを大幅に下げるため。つまりは輸送コストの関係で行われているのですね。タンカーやタンクなどで運ばれてくるそうです。ということは濃縮還元ジュースの素は、主に海外からの輸入なのかな。

週末田舎暮し拠点で仲良しになったパン屋さんの店でもジュースを扱っていましたが、一度濃縮還元のお話をしたことがあります。安全・健康なパンづくりにこだわっていることもあり、今は着色料や香料を使わないストレート果汁のジュースを扱うようになりました。

ところで、濃縮還元を作る際、絞られた果汁は、どうなっているのかしら。現地で「美味しい１００％のフルーツジュース！」として売られているのかなー。なんだかヘン。

　

　

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