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打ち水大作戦という企画が各地で広がっています。

これは地球温暖化防止イベントの一つで、電力不足の心配と深刻化するヒートアイランド対策のひとつの試みとして、単純な“打ち水効果”に着目した土木研究所という研究機関が発端。

土木研究所は都内で散水可能とみなされるエリアに、１平米につき１リットルずつ水がまかれたら、気温は２℃下がると試算。この興味深い机上の理論を社会実験に仕立てようと、2003年の夏「大江戸打ち水大作戦」という名称で、ウェブサイトを中心に草の根の呼びかけを始めました。

この記念すべき最初の「いっせい打ち水」は、2003年８月25日正午に行なわれ、テレビやラジオでも打ち水大作戦の話題を取り上げられたようです。

以来毎年のように行われるようになり、　2006年春、メキシコで行なわれた「第４回世界水フォーラム」では打ち水大作戦をアピールする場にもなったとか。

セッションで打ち水大作戦のプレゼンテーションが行なわれた際には会場の拍手喝采を浴び、各国の来場者から打ち水を是非やってみたいという声が上がり、打ち水大作戦は今や世界に広がろうとしています。

らでぃっしゅぼーやからも港区や東京タワーとの協力で一斉打ち水を行ったお知らせがあったり、今日利用したエクセルシールカフェでは、打ち水大作戦のチラシを持参して、店員さんに説明している人の姿を目撃しました。

今夜は涼しい風が吹いているようですが、まだまだ日中は暑いですね。ぜひ、皆さんも打ち水を試してみてはいかがでしょう。これからは浴衣姿で打ち水をするのがトレンドになるかもしれません。

打ち水大作戦HP：http://www.uchimizu.jp/08/index.html

　

　

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