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田舎暮らしはしたいけど、都会生活も捨てがたい。それなら週末だけの田舎暮しだ!ということで、ただ今「週末田舎暮し」「二地域居住」を実践中。畑と田んぼを借り、お米や野菜を自分で作って自分で食べる"自産自消"も行っています。


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ホールフードと、以前ブログにも書いたナチュラル・ハイジーンの本に出ていた言葉ですが、ロー・フード(Raw food)やリビング・フード(Living food)にもつながります。

ホールフードとは未精製・未加工の丸ごとの食べ物。元の形が残っている自然な食べ物です。

つまりは、「生で、命が宿っているフレッシュな食べ物を、加工することなく丸ごといただきましょう」ということです。

私の場合、畑で野菜を作っていると、特に夏野菜はホールフードとしていただく機会が増えてきます。

子供の頃は田舎できゅうりやトマトを、ワイルドに丸ごとガブッと食べた記憶がありますが、今でもきゅうりを見ると、畑でそのまま食べたい衝動に駆られます。

ナチュラル・ハイジーンの本を読む以前から、食べ物はできるだけ「形があるものを食べなさい」と教わってきました。

トマト、きゅうりをはじめ、人参大根も場合によっては生のままサラダにしたり、野菜スティックとしていただきます。魚でも、食べるならサンマやイワシといった全体の形があるものをシンプルに調理します。

以前、母と妹と旅行に出かけた際に出た会席料理。見た目に鮮やかな演出がほどこされ、一品一品出されては、「綺麗ねー」とか「素敵」と言いながら食べたのですが、全て食べ終えて3人が漏らした感想。

「もっと形のあるものが食べたいね~」

そうなんです。すべて手が込んでいる分、元の材料が何なのか今ひとつ判らない料理が多く、食べ終えた後、何となく物足りなさを感じました。

それとは別に今でも忘れられないのが、東京近郊にある温泉の某有名ホテルで出た食事。

懐石風のお料理は前菜、揚げ物、煮物・・・と一品一品気取って出されてきましたが、気がつくと、どれも何から作られたのかまったく不明な蒲鉾風の素材。それを「あられ」をまぶして揚げてみたり、野菜と炊き合わせて煮物にしてみたりと、至る料理に姿を変えて使われていたのです。

いやはや、その頃は、食に対する姿勢は今と違って鈍感でしたが、さすがに辟易(へきえき)。

そんな経験を積むうちに、自分で安心して食べられる食を求めるようになったのかもしれません。これも、一種の本能です。

写真はホールフードの代表「きゅうり!」

きゅうり









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平日は東京で過ごし、週末になると田舎で農作業しています。都会と田舎との二重生活、健康的な自分流ライフスタイルを追求しています。
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