アイスに醤油。

アイスとは、アイスクリームのことです。これに醤油をかけて食べさせる動きが、全国各地で広がりつつあるそうです。

昔、プリンに醤油をかけるとウニの味がする・・・なんていう、怪しい「伝説」が流行った時期もありましたが、アイスに醤油の組み合わせは、こうした「際物（きわもの）」を超えた新しいジャンルとして、メーカーが真面目に取り組んでいるみたい。

石川県のある醤油メーカーは「アイスにかけるしょうゆ」（150ｍｌ　５２５円）を発売。来店客に、実際に醤油をかけて実体験させているらしい。

岐阜県の醸造所では「アイスクリームにかける醤油」（70ｍｌ　４００円）を販売。累計で約２万5000本を販売。

キッコーマンは野田工場のカフェで「しょうゆソフトクリーム」を発売。

他にも埼玉県の醤油メーカーではカップ入りの「醤くりーむ」なるものを販売。醤油とアイスをわざと均等に混ぜない「マーブル」と、大豆の粒を入れた「豆つぶ」の２種類を出しているとのこと。

ところで、アイスに醤油の味は・・・と言えば、「甘くて、しょっぱくて、不思議な味」「醤油がほどよく甘みを抑える」のだそうです。

海外では、ずいぶんと昔から、デザートにフレーバーとして醤油を使っている店があると、以前新聞などの記事で読んだことがあります。

こうした「アイスに醤油」といった特別な醤油でなくても、一般家庭で使う醤油でも、香りやコクが強めであれば、「アイスに合う」そうなので、一度試してみてはいかがでしょう。

醤油はジャージャーかけてはダメ。
１、２滴ずつ、慎重に混ぜて好みの味に調整してください、ですって。

それにしても、醤油とか味噌って、なんとなく「田舎」をイメージさせませんか？
こうした「田舎」的な商品が新たな形で注目を集めてくることは、田舎好きな私としては大歓迎です。

「食」の異文化交流、といったところでしょうかね。

　

　

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