田舎暮らしはしたいけど、都会生活も捨てがたい。それなら週末だけの田舎暮しだ!ということで、ただ今「週末田舎暮し」「二地域居住」を実践中。畑と田んぼを借り、お米や野菜を自分で作って自分で食べる"自産自消"も行っています。
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//////////////無農薬栽培に関して、近所の農家の方(プロ)と談義する機会がありました。 食の安全が注目されている昨今、無農薬栽培に対してさらに関心が高まりニーズが増えていく傾向にあると思われます。 ところが、こうした無農薬栽培に関心が高まることについて、少なくとも先日お話した農家さんは複雑な心境でいました。というのも、消費者は無農薬栽培であっても、虫が喰った形跡のある野菜は買わないからだそうです。 私自身、野菜を無農薬栽培して感じることは、「虫に喰われず形が揃う野菜は無い!」ということ。そして、市販や宅配の無農薬野菜を見ると「虫も喰わず、こんなに綺麗にできるなんて、ありえない!」というのが実感です。 さて、無農薬栽培の組織に所属して野菜を出荷している某農家さんによると、組織の基準が大変厳しく(これは消費者のニーズでもあるのでしょうけれど)、少しでも虫が喰った野菜は出荷できないとのこと。 では、その農家はどうしているかと言えば、虫が喰った野菜は廃棄して綺麗な野菜だけを出荷する。その割合は3割。「出荷できる野菜が3割」ということです。残りは実質廃棄。 また、できるだけロスを減らすために、虫が入り込まないネットを使って栽培する方法もありますが、それは、もう細かい網目。メーカーはこうしたネットを次々と農家に売り込んでくるのだとか。 そして、仮にネットを取り入れたとして、ネットやネット用の支柱の購入費がかかるうえに、ネットを外した途端に虫がついてしまうため、出荷ギリギリまでネットをかけたままで栽培する。またネットを被せたら日も当たらないくらい網目が細かいため、出荷直前になってネットを外し、ちょっとだけ日に当てて「色を出させる」。 これが虫が喰っていない、見た目が綺麗な無農薬栽培を支える、一つのありかたです。 ところで、今回お話をした農家さんは農薬を使っていますが、日本の農薬の基準は大変厳しく、指導どおりに使うと効き目が薄いのだとか。農薬を使って栽培された野菜を食べるよりも、市販の風邪薬を飲む方がよっぽど効き目が強いんだけど、同じ身体に入るものでも、なぜか農薬というだけで悪者になる、と嘆いていました。 PR |
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平日は東京で過ごし、週末になると田舎で農作業しています。都会と田舎との二重生活、健康的な自分流ライフスタイルを追求しています。
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